2025年7月11日

SPring-8ミーティング

 7月12-15日にSPring-8にて行われる微小爆発実験に向けて、ともに実験を行うAix Marseille UniversityのAlexandrosとミーティングを行いました。海外の実験者とのミーティングはモチベーションにつながったのではないでしょうか。

2025年7月6日

SACLA

 7月6日に理学研究所SACLAにて行われた海外グループの実験に、研究室からM2山形、M1古川の2名が参加しました。
以下、コメントです。


M2山形
「今回はFengのグループの実験に参加しました。この実験は衝撃圧縮したアモルファスな物質の構造の時間変化を観察するものです。短いビームタイムではありましたが、いくつか良好なデータが取れていたようでよかったです。」

M1古川
「今回は海外のグループの手伝いで実験に参加させていただきました。 自分にできるベストが出せましたが、英語で上手くコミュニケーションが取れなかったので、次に向けて英語の勉強もしたいと思います。」

2025年7月2日

実験打ち上げ

 最近立て続けに実験があったため、7月2日にそれを労うための会を開催しました。実験や研究のプレッシャーから解放されて、楽しむことができたのではないでしょうか。  

2025年6月22-27日

APS

 6月22-27日にかけて、ワシントンD.C.にて行われた「APS SCCM Meeting 2025: 24th International Conference on the Science of Compression in Condensed Matter」に研究室からM2竹歳、M2山形の2名が参加しました。懇親会の写真や、ホワイトハウスを訪れた写真から、アメリカ渡航を楽しんだ様子が見て取れます。
以下、コメントです。


M2竹歳
「6/22-27の日程で開催されたアメリカ物理学会に参加してきました。私は23日の夕方に行われたポスターセッションでアンモニアボランの衝撃圧縮実験についての発表を行いました。議論の内容を論文に活かしていきたいと思います。口頭発表のセッションでは世界の最先端の研究を聴講できました。ユゴニオ上の融解挙動の解釈や新しいターゲットアイディアなどを聞けたので参考にしたいと思います。」

M2山形
「6月22日から27日にかけて、ワシントンD.C.のワシントンヒルトンホテルで行われたAPS SCCM Meeting 2025: 24th International Conference on the Science of Compression in Condensed Matterに参加しました。私は、初日に"Laser-driven reverberation shock experiments on diamond"のタイトルでポスター発表を行い、低エントロピー圧縮下でのダイヤモンドの物性について報告を行いました。発表には同じくダイヤモンドや低エントロピー圧縮に関する研究者が聴きに来てくださり、つたない英語ながらも有意義な議論ができたと思います。また、レーザーショック実験やシミュレーション研究だけでなく、静圧縮に関する最先端の発表も聴くことができ、とても意義のある会議となりました。 学会の合間にはスミソニアン博物館やホワイトハウスなど、市街を観光したり、ステーキやハンバーガーなどを食べてアメリカを堪能することができました。」  

2025年6月5-9日

SACLA実験レポート

 6月5-9日にかけて、理学研究所SACLAにて「X線散乱分光とXRDを組み合わせた金属シリコンおよびSiO2に関する研究」に関する実験を行いました。B4は初めての実験参加でした。自らがこれから取り組んでいく分野の実験イメージを沸かせることができたのではないでしょうか。また、同シフトメンバーでSPring-8名物の美味しいカレーを食べました。(写真4枚目)
以下、今回主だって実験を行ったM2山本のコメントです。

M2山本
「今回は主宰者として実験提案書の作成から携わり、ターゲット作成や実験機器の設置、スケジュール調整など、多くの貴重な経験をさせていただきました。実施中には予期しないトラブルが発生し、実験設計の大幅な見直しを余儀なくされ、想定していたデータ量には至りませんでした。しかし、寝る間を惜しんで取り組んだ結果、有意性が期待できるデータを得ることができました。まずはしっかりと休息を取り、改めて冷静な視点でデータ解析に取り組みたいと思います。」

2025年5月27-30日

SACLA実験レポート

 5月27-30日にかけて、理化学研究所のSACLAにて、「磁場を印加した状態でのラジオグラフ実験」を行いました。来週にもSACLAにて異なる実験を予定しております。頑張りましょう。。
以下、今回主となって実験を行った学生のコメントです。

M1西谷
「SACLAで自分のターゲットをつくっての実験は初めてでいろいろトラブルもあり実験の難しさや準備の大切さを痛感しました」

2025年5月02日

いちょう祭研究室見学

 いちょう祭に際して、研究室見学が行われました。兒玉研究室にも何人もの人が訪れ、訪れた人に対して過去の研究や現在の研究について紹介しました。そのあとには尾崎先生からケーキの差し入れをいただき、みんなでおいしくいただきました。ご馳走様でした。

2025年4月21-25日

OPIC2025

 4月22-26日、パシフィコ横浜にて"OPTICS & PHOTONICS International Congress"が開かれ、研究室からAlexisとD3村山の2人が参加しました。以下、コメントです。  

D3村山
「4/21(月)から4/25(金)にかけてパシフィコ横浜でOPIC2024が行われ、HEDS2024グループとして参加しました。この国際会議は、高エネルギー密度科学に関する内容になります。私は、”Ab initio molecular dynamics simulations of CH4 and H2S mixture at planetary interior conditions”のタイトルでポスター発表を行いました。この研究結果は、低圧と高圧で硫化水素のメタンに対する効果が逆転するということを示しています。ポスター発表時には、時間依存の密度半関数理論を用いてグラフェンとX線の相互作用を調べるという研究発表を聞くことができました。他分野に対する理解を深めることができ、有意義な会議となりました。」






<発表タイトル>
Alexis Amouretti, Poster,
  " Investigation of spin transition in laser shock compressed Fe2O3"
村山 大輔, Poster,
  "Ionic transport properties in C–H–O ternary superionicity at planetary interior condition"

2025年4月15-18日

WDM2025

 4月15-18日、アメリカのサンディア国立研究所にてWarm dense matter 2025が開かれ、研究室からD3村山が参加しました。以下、コメントです。  

D3村山
「4月15-18日にかけて、アメリカのサンタフェでWarm dense matter2025が行われました。この会議の内容は、慣性核融合や白色矮星などにかかわる極限環境における物質の振る舞いになります。私は、"Ionic transport properties in C–H–O ternary superionicity at planetary interior conditions"の題でポスター発表を行いました。CHO 3元系の超イオン相に関する発表をしたほか、同様のDouble superionicの研究をされているCA大のKyla de Villaと議論を行いました。この方は次の日に風邪をひいて議論がオンラインに持ち越しとなりましたが、この内容で論文のアクセプトを目指します。PS. 海外に行くときはクレジットカードを複数持っていくことをお勧めします。」



撮影者:D3村山、正面:電通大の米田先生、左隣(写真外):理研の薮内さん



<発表タイトル>
村山 大輔, Poster,
  "Ionic transport properties in C–H–O ternary superionicity at planetary interior condition"

2025年4月17日

新入生歓迎会

 新たに配属されたメンバーの歓迎会を開きました。お酒を飲みながら、研究の話から普段の何気ない話まで、楽しく会話できました。中には2次会まで行ったメンバーもいたようです。





2025年4月4日

お花見

 毎週金曜日に行われているゼミ発表のあとにお花見をしました。今年度から新たに配属されたメンバーや教授も参加し、少しは打ち解けることができたのではないでしょうか。





2025年4月1日

新メンバー加入

 新年度を迎えB4が4名:宇都宮君・熊谷君・内藤君・山本君、M1が2名:児玉君・古川君が新たに兒玉研究室に配属されました。
メンバー」の ページで紹介しています。

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