2025年6月5-9日
SACLA実験レポート
6月5-9日にかけて、理学研究所SACLAにて「X線散乱分光とXRDを組み合わせた金属シリコンおよびSiO2に関する研究」に関する実験を行いました。B4は初めての実験参加でした。自らがこれから取り組んでいく分野の実験イメージを沸かせることができたのではないでしょうか。また、同シフトメンバーでSPring-8名物の美味しいカレーを食べました。(写真4枚目)
以下、今回主だって実験を行ったM2山本のコメントです。
M2山本
「今回は主宰者として実験提案書の作成から携わり、ターゲット作成や実験機器の設置、スケジュール調整など、多くの貴重な経験をさせていただきました。実施中には予期しないトラブルが発生し、実験設計の大幅な見直しを余儀なくされ、想定していたデータ量には至りませんでした。しかし、寝る間を惜しんで取り組んだ結果、有意性が期待できるデータを得ることができました。まずはしっかりと休息を取り、改めて冷静な視点でデータ解析に取り組みたいと思います。」
2025年5月27-30日
SACLA実験レポート
5月27日~30日にかけて、理化学研究所のSACLAにて、「磁場を印加した状態でのラジオグラフ実験」を行いました。来週にもSACLAにて異なる実験を予定しております。頑張りましょう。。
以下、今回主となって実験を行った学生のコメントです。
M1西谷
「SACLAで自分のターゲットをつくっての実験は初めてでいろいろトラブルもあり実験の難しさや準備の大切さを痛感しました」
2025年5月02日
いちょう祭研究室見学
いちょう祭に際して、研究室見学が行われました。兒玉研究室にも何人もの人が訪れ、訪れた人に対して過去の研究や現在の研究について紹介しました。そのあとには尾崎先生からケーキの差し入れをいただき、みんなでおいしくいただきました。ご馳走様でした。
2025年4月21-25日
OPIC2025
4月22-26日、パシフィコ横浜にて"OPTICS & PHOTONICS International Congress"が開かれ、研究室からAlexisとD3村山の2人が参加しました。以下、コメントです。
D3村山
「4/21(月)から4/25(金)にかけてパシフィコ横浜でOPIC2024が行われ、HEDS2024グループとして参加しました。この国際会議は、高エネルギー密度科学に関する内容になります。私は、”Ab initio molecular dynamics simulations of CH4 and H2S mixture at planetary interior conditions”のタイトルでポスター発表を行いました。この研究結果は、低圧と高圧で硫化水素のメタンに対する効果が逆転するということを示しています。ポスター発表時には、時間依存の密度半関数理論を用いてグラフェンとX線の相互作用を調べるという研究発表を聞くことができました。他分野に対する理解を深めることができ、有意義な会議となりました。」
2025年4月15-18日
WDM2025
4月15-18日、アメリカのサンディア国立研究所にてWarm dense matter 2025が開かれ、研究室からD3村山が参加しました。以下、コメントです。
D3村山
「4月15-18日にかけて、アメリカのサンタフェでWarm dense matter2025が行われました。この会議の内容は、慣性核融合や白色矮星などにかかわる極限環境における物質の振る舞いになります。私は、"Ionic transport properties in C–H–O ternary superionicity at planetary interior conditions"の題でポスター発表を行いました。CHO 3元系の超イオン相に関する発表をしたほか、同様のDouble superionicの研究をされているCA大のKyla de Villaと議論を行いました。この方は次の日に風邪をひいて議論がオンラインに持ち越しとなりましたが、この内容で論文のアクセプトを目指します。PS. 海外に行くときはクレジットカードを複数持っていくことをお勧めします。」
2025年4月17日
新入生歓迎会
新たに配属されたメンバーの歓迎会を開きました。お酒を飲みながら、研究の話から普段の何気ない話まで、楽しく会話できました。中には2次会まで行ったメンバーもいたようです。
2025年4月4日
お花見
毎週金曜日に行われているゼミ発表のあとにお花見をしました。今年度から新たに配属されたメンバーや教授も参加し、少しは打ち解けることができたのではないでしょうか。